ベストケンコー(Bestkenko)は本当に怪しいのか、その全てを徹底解説します

現在の日本において、医薬品を入手するには、原則として医師の処方が必要です。
しかし一方で「個人輸入」という方法をとれば、厚生労働省が「重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品」として輸入を禁止している医薬品以外を個人で輸入することができます。
その医薬品はこちら:https://www.mhlw.go.jp/topics/0104/dl/tp0401-1a.pdf

ただし現実問題として、個人輸入とは敷居が高いものです。医薬品に限らず、外国から何かを購入する場合、言葉やお金の支払いはもちろん、商品に不備があったらどうしようと悩んでしまう方がほとんどでしょう。
そこで便利なのは、個人輸入をなりわいとするサイトです。このサイトを利用すれば注文から支払いまでを個人の代わりに行ってくれます。何とも便利な存在ですね。
ただし注意しておくべきこともあります。医薬品の個人輸入は、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、転売したり譲ったりすることは認められません。

ベストケンコー(Bestkenko)という医薬品の個人輸入代行サイトがあります。https://www.bestkenko.com/
「Bestkenko」と入力して検索すると、「怪しい」「不安」「偽物」「閉鎖」などのネガティブキーワードがずらりと上位を占めます。
が一方では、扱っている商品は多いし、クーポンも充実、まとめ買いすると安い等の高評価もあります。
一体どちらが、会社の本当の評価なのでしょうか。
ここでは、会社の評価はもちろん実際に購入した結果を徹底検証し、これを読んでいるあなたに、Bestkenkoの真の情報をお届けしたいと思います。

1. ベストケンコーのサイトを検証する

まずは、ベストケンコーのWEBページを見てみましょう。すると、販売されている医薬品は多岐に渡ります。
列記すれば、
《ナイトライフ、ナイトライフセット商品、抗生物質感染症、育毛ヘアケア、ダイエット、ピル避妊薬、美容スキンケア、ホルモン剤、睡眠、アレルギー、鎮痛剤、胃腸薬、禁煙治療、サプリメント》
などなどです。

TOPページには売れ筋商品も列記してあり、それを見ると男女ともに《ナイトライフ》用の医薬品やサプリが売れているようです。
確かにこれら商品は、性という非常にプライベートな分野にかかわってきますから、対面販売ではない、ネットでの個人輸入が大きなメリットを果たします。

1-1. サイト下部には親切な情報

さてページを下にスクロールしてみましょう。
すると紺色バックの見出しが幾つも出てきて、そこに商品からサイトの説明を一覧表示している箇所があります。
例えば《カテゴリ》欄を見てみると、禁煙治療、避妊、高血圧など、目的や症状に合わせた薬を表示してくれます。
また《ご利用ガイド》欄もあり、初めて購入する場合のガイド、よくある質問、お支払い方法、ポイントシステム等の説明があります。
少なくともここまで見る限りでは、ベストケンコーにネガティブな評価をつける部分は見当たりません。

1-2. セール情報

会社では定期的にお得なセールも行っていますので、続いて、それらを見てみましょう。
Bestkenkoのポジティブな面ばかりご紹介するようですが、あとでネガティブな評価も検証しますから、ご安心ください。

セール情報は、セール期間中TOPページに案内され、それぞれのキャンペーンページもあるようです。
平日の月火水は「平日72時間限定タイムセール」で、一部人気商品が10%OFFです。
木曜日には「レディースDAY」が設けられ、レディース限定のクーポンがもらえたり、福袋が購入できます。
木金には「フラッシュセール」があり、AGA・EDなど男性向けの対象商品10%OFFクーポンがもらえます。
毎週の金土日は「ハッピー週末セール」と称し、5,500円以上購入で5%OFF、10,000円以上購入なら10%OFFで実施されています。
さらには、「月替わりセール」、対象商品(避妊薬トリキュラー21等)購入でプラセンタジェル「プラセントレックス」プレゼント、10箱買うと2箱無料などなど、たくさんあります。

1-3. ポイント情報

ベストケンコーでは、会員登録をしてお買い物をすると、ポイントがつきます。ついたポイントは、次回以降のお買い物で1ポイント=1円で使用することができます。
なお、購入した金額ごとに付与されるポイントは違い、たくさん買うほどお得になっています。

  • 〜11,999円 お買い上げ金額の 1%
  • 12,000円〜21,999円 お買い上げ金額の 2%
  • 22,000円〜31,999円 お買い上げ金額の 3%
  • 32,000円〜51,999円 お買い上げ金額の 4%
  • 52,000円〜 お買い上げ金額の 5%

また、マイページにログインしたあとで《レビュー》を投稿すると100ポイント、《写真つきレビュー》を書くと500ポイントがそれぞれ付与されます。
つまり会社の賢い使い方は、買いたいものがあればなるべくまとめて買うことです。
ただし冒頭に書いたように、個人輸入した医薬品を他者に譲渡したり売買したりすることは法律で禁じられています。サプリメントであれば問題ありませんので、サプリのまとめ買いなどがよさそうですね。
ポイントに有効期限はありませんので、いつでも使えるのも嬉しいところです。

2. ベストケンコーの口コミ評判(評判についての調査結果)

続いて、いよいよ核心部分に入っていきます。
ほめる人もあれば、一部では徹底的に叩かれている会社。評価の真偽のほどはどうなのでしょうか。

2-1. WEBサイト上の評価

まず、Googleで「ベストケンコー」と入力して検索ボタンを押してみましょう。
すると上位には、Bestkenkoに対して否定的なサイトがいくつも表示されます。まずは、その内容についてご説明します。

一番上に表示されるのは、レジットスクリプト (LegitScript)による「ベストケンコーは違法」とのサイトです。
レジットスクリプトとは、アメリカ合衆国、カナダ、その他の地域におけるオンライン薬局や薬店を対象とした検証・監視機関であり、簡単に言うとウェブサイトの違法な医薬品販売を監視している団体です。
レジットスクリプトによれば、
〈日本において、インターネット上で処方箋医薬品の販売をすることは認められていません。営業許可を受けた日本の薬局でも、処方箋医薬品をオンラインで販売することや、未承認医薬品を広告することは禁止されています。しかし、ごく一部の場合に適応される例外があり、日本では処方箋医薬品の個人輸入が認められています。会社は、この「個人輸入」という規定を「抜け穴」として利用し、消費者にこのウェブサイトが合法で、法律に準拠したものだという印象を与えます。しかし、検証をすると、会社の運営は、許可された「個人輸入」の規則に全く従っていないことが分かります。
日本の法律において、「個人輸入」はごく限られた場合にのみ可能であり、ウェブサイト上では一切の広告が禁止されています。未承認医薬品の写真などを見せることはできません。しかし、Bestkenkoは、法律で禁止されている未承認医薬品の広告を堂々と行い、「日本で処方箋医薬品の個人輸入は認められていて合法だ」と主張します。〉
とあります。

ここにあるように、個人輸入であれば処方箋医薬品を輸入することは可能であり、Bestkenkoはそれを代行するのです。
確かに個人輸入の規則には従っていないような印象を受けますが、べストケンコーが行っているのはあくまで「代行」であり、さらには個人輸入した医薬品を他人に譲渡や販売してはいけないとウェブサイトに記載している(https://www.bestkenko.com/pages/%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%B8#02)以上、その責任はあくまでも個人輸入した主体、すなわちBestkenkoを通じて医薬品を注文した個人に帰属すると解釈するべきでしょう。
また「広告」とありますが、これも見方によっては商品の説明とも捉えることができるものです。
このように、個人輸入という行為および同社ウェブサイトの広告は、ちょっとグレーゾーンではあります。

またレジットスクリプトでは、日本における未承認医薬品についてこう記述しています。
〈ベストケンコーは、違法に未承認医薬品の広告・販売を行っています。 また、ウェブサイト上には、下記のように「アメリカFDAが認めた」などという広告を行っていますが、販売されている薬は、アメリカのFDAが承認したものではありません。〉

対して、会社のウェブサイトにはこうあります。
〈日本で認可されていないものがある理由は単純で、日本の厚生労働省が新薬を承認するまでには、治験に長い長い期間を必要とするからです。そのため、日本と海外では「ドラック・ラグ」と呼ばれる新薬承認リードタイムの大きなずれが生じている現状です。
海外では安全性が確保された信頼性の高い一般的な医薬品でも、日本では未承認のものがたくさんあります。海外で販売されている医薬品を購入することで治療の選択肢を拡げることができます。〉

これは言い方を変えれば、インターネットという即時性のあるメディアと、国民の命を守る役所とのタイムラグということに他なりません。インターネットが普及して、情報や新しい技術は確かに瞬く間に世界に浸透するポテンシャルを発揮する、しかしそれは一方で、行政の「後追い」をクローズアップさせてしまった、ということです。
個人輸入である以上、それが医薬品であれ、車やバイクのパーツであれ、最後は自己責任で行うほかないと思います。それぐらい、今のIT社会の進歩は早いということではないでしょうか。

2-2. ベストケンコーと2ちゃんねる

2chで個人輸入の書き込みは少ないですが、それでも幾つかUPされていました。
>(ED治療薬の購入で)ベストケンコーとオオサカ堂どちらも利用してますが、今までトラブルないですよ。
>会社でエチラーム(デパス)購入して一週間で届いたよ
>自分は、トラマドール(トラマール)はBestkenkoかオオサカ堂で買ってる。べストケンコーと系列サイトのくすりエクスプレスが一番安いんじゃないかな。
これらを見る限り、特に問題はないと言っていいでしょう。

2-3. ベストケンコーとTwitter

ツイッターにも、Bestkenkoの口コミはあります。次のとおりで、おおむね好評と言えます。
https://t.co/NDskG4j8aZ
https://t.co/hdqVPL8glu
https://twitter.com/karasuuritosiro/status/1047129186714845184

Bestkenkoもツイッターページを開設していますので、そちらでも新着情報などをゲットすることができます。

これらネットの評価を見た限り、会社は安心であると言えます。
GoogleでもYahooでも、「ベストケンコー」と検索ワードを入れると、
「Bestkenko 大丈夫」
「Bestkenko 本物」
「Bestkenko 評判」
などと自動で表示されますが、結論としては、何の問題もないと断言していいでしょう。
少なくとも、《支払いをしたのに商品が届かなかった》《届いたのは偽の医薬品だった》などの情報は、一つもありませんでした。
これは、今このサイトを見ているあなたが実際に行っても、同じ結果が出ると思われます。
べストケンコーに対する評価は、一見したところ、様々です。しかし結論としては、何の問題もありません。
会社は、価格や信頼性において、とても優れた個人輸入代行サイトであると言えます。

3. ベストケンコーの支払い方法

では実際に会社に医薬品を注文すると、きちんと届くのでしょうか。
これについては、私自身、過去に何度か注文していますので、その経験をふまえて解説したいと思います。

3-1. ベストケンコーで実際に注文してみる

注文するためには、まず無料の会員登録をしなければなりません。会員登録は【新規登録】画面でメールアドレス、パスワードを入力すればすぐ完了します。そのあと欲しい医薬品を注文、最後に支払い方法を選ぶという手順となります。

3-2. クレジットカード

ベストケンコーでは、【Master card】【JCB】のクレジットカード支払いが可能です。また手数料は0円です。
会社のウェブサイトは「https」と暗号化されていますので、クレジットカード番号を入力しても安心と言えます。

3-3. 銀行振り込み

会社の支払い方法はクレジットカードだけでなく、銀行振り込みも可能です。
サイトから注文を完了したあと、10日以内に注文確認メールに記載された口座へ所定金額を振り込みします。
その入金が確認されたのち、商品の手配・発送手続きが行われます。なお振り込み手数料は購入者の負担となります。

このように、支払い方法は2通りあり、どちらを選ぶかは消費者の自由です。
が、銀行へ足を運ぶ必要もない、ポイントもつくなど、クレジットカードのほうが何かと便利なのではないでしょうか。
私が過去に購入したのも、全てクレジットカードです。

4. ベストケンコーの配送方法・送料は無料?

会員登録、注文から実際に商品が届くまでという順で説明していくと、次は配送についてです。
べストケンコーでは、全国どこでも送料無料であり、これは同社の優れた点だと思います。

4-1. EMS、全国送料無料

同社HPから抜粋すると、

商品価格以外の手数料は、一切ございません!
Bestkenko通販は、海外からの運営のため、消費税も一切かかりません。
配送100%保障の安心個人輸入会社を是非ご利用くださいませ。

とあり、私が実際に注文した際も配送料は0円でした。

また梱包スタイルも安心できるものです。
会社に注文する医薬品は、多くの場合、あまり他者に話せない類いのものではないでしょうか。それは同社HPにこのように書かれています。

会社が取り扱っている医薬品の中でも特に高い人気を誇るのが、避妊ピルやED治療薬、性感染症治療薬、美容に関連するいわゆる「コンプレックス/ クオリティ・オブ・ライフ」に関わる商品です。これらの商品は日本で処方をうけると保険適応外になるものが多く、全ての医療費が全額自己負担となってしまいます。また、自分の性生活などプライベートな部分を医師に明かすことに抵抗感をもち、1人で悩む方が多くおられます。
Bestkenkoを利用すれば、そのようなプライバシーに深く関わるコンプレックスを誰にも一切明かすことなく、コンプレックスの解消が実現できます。

会社から届く梱包スタイルは、注文した内容にもよりますが、小さめの段ボール箱です。梱包箱(外箱)には、health products、Supplement など英語のみ記載があり、箱を開けない限り、中身は他人には分かりません。

このように、非常にパーソナルな、「コンプレックス/ クオリティ・オブ・ライフ」に関わる商品を、対面することなく、24時間いつでも、ウェブサイトのみで、中身を他者に知られることなく購入することができるということは、インターネットの大きなメリットの一つであり、それは誰も疑う余地はないでしょう。
会社のHPによれば、「会員数は近く50万人に達します」ということですが、それも理解できるというものです。

4-2. 郵便局留めに対応

郵便局留めとは、荷物をあらかじめ最寄りの郵便局あてに配達指定し、配達されたらそこに留め置きしてもらう方法です。
会社では、この「郵便局留め」を指定することが可能で、この点もベストケンコーの大きなメリットと言えます。

再び私の経験になりますが、私が以前に会社から購入したものは、女性用経口避妊薬「トリキュラー21」です。
私が結婚しているかどうかは別として(笑)、避妊薬を買うということは、あまり家族には知られたくないことですから、こうしたサービスは非常に助かります。なお、私は男性です。

郵便局留めは、自宅を留守にしがちな方、勤務時間が不定期な方にも嬉しいサービスと言えます。
さらにBestkenkoが行っている郵便局留めが優れているのは、荷物番号を会社のHPに入力することで、配送状況が把握できることです。
つまり、注文した商品が日本に入国したかどうか(海外から発送されることは後述します)、指定した郵便局に届いたかどうかが自宅PCやスマホで確認できるということです。

ただし、郵便局留めの商品が指定郵便局に届いても、連絡はありません。
つまり商品を受け取るには、荷物が郵便局に届いたことを【自分で確認し】、受け取りに行くしかありません。
近年は個人情報保護のため、電話で尋ねても教えてくれない場合が増えています。そこで役立つのが、会社の荷物追跡サービスですね。
また荷物を受け取る際には、運転免許証など身分証明書の提示が必要となります。
そして最後にもう一つ注意事項を。
郵便局でのお荷物保管期限は、到着より2週間です。必ず2週間以内に受け取るようにして下さい。そうでないと、荷物は発送元に送り返されてしまいます。

4-3. シンガポールから出荷されるので届くまでが遅い

さて、会社の商品はシンガポールから発送されます。理由は、シンガポールに配送センターがあるからです。
またネットで調べた情報によれば、その薬の製造元はインドで、それをシンガポール経由で配送しています。そのシンガポール配送センターは、シンガポール政府より認定を受けており、2000種以上の医薬品を扱い、12名の薬剤師が常駐しているとHPには記載されています。

シンガポールと聞くと、配送までかなりの時間がかかる印象を受けますが、実際はそんなことはありません。
私が購入した経口避妊薬は注文から3日後に発送完了の連絡があり、その2日後に荷物を受け取ることができました。つまり、注文から到着まで5日しかかかっていません。

ただし、発送が遅くなる場合もあるようです。
これもネットの情報ではありますが、ベストケンコーで注文が殺到して在庫が一時的に少なくなった場合、入荷待ちに時間がかかるために発送が遅くなるという意見がありました。
ただしこうした現象は会社に限ったことではありません。需要と供給のバランスが狂ったり、自然災害等で流通に遅延が発生したりすれば荷物の到着は遅れます。

4-4. 荷物が遅れないために知っておきたいこと

ベストケンコーからの荷物が遅くなる理由には幾つかありますが、それらに該当しないよう、是非とも注意しておきましょう。
これは会社のHPにも記載されており、次にあげる場合です。

  • バイアグラを女性名義で個人輸入した
  • 避妊用ピル等を男性名義で個人輸入した
  • 友人や家族の分を一緒に注文した
  • まとめて10万円以上の医薬品を個人輸入した

これらの場合、通関の際に、最悪没収となることがあります。
医薬品の個人輸入は、あくまで、本人が使用すること、個人での使用に限り2ヶ月分以内まで、また処方薬(要指示薬)は1ヵ月分以内の個人使用の目的という点を厳守しないとなりません。

5. ベストケンコーの利用は安全?運営会社は?

ベストケンコーはインターネットの個人輸入代行サイトですが、そのサイト所有会社は、会社のHPに「Bushido Enterprises Limited」と記載されています。また所在地は
「957 Offshore ・・・ British Virgin Islands」とあります。
これはどこかと言うと、カリブ海にあるイギリス領バージン諸島のことです。企業の節税対策などからそうなっているのでしょう。
ただしネットユーザーからすれば、大切なことは、注文した薬が、注文通り、早く、それも偽物でなく届くかどうかということです。それを検証してみましょう。

5-1. 安いしちゃんと届く

今まで見てきたように、会社に対する評価はおおむね好評です。
インターネット通販によって市中の百貨店が倒産する時代にあって、ネット通販業者の競争も激化しています。会社はお薬の個人輸入代行サービスですが、注文(輸入)するユーザーからすると、個人輸入とネット通販はPC操作も含めてほとんど差はないでしょう。
また悪評があれば瞬時に広がるのもネット社会の特徴であり、それでも会員数50万人とユーザーを増やしているベストケンコーは、医薬品の個人輸入代行を上手に行えるサイトに違いありません。

5-2. ベストケンコーで販売されている薬は安全か?

会社でHPでは、販売している医薬品についてこう記述しています。

会社では、世界の様々なお薬を1,200種類以上販売しています。
海外のお薬を服用するにあたり、効果や副作用など安全性に不安を抱く方が多くおられると思いますが、会社で販売している医薬品は全て、アメリカ食品医薬品局(FDA)をはじめとする各製薬国の審査機関の厳しい承認プロセスをパスし、認可を受けた医薬品です。

一方、ベストケンコーに対しては、レジットスクリプトがネット上でネガティブキャンペーンを繰り広げています。また、ネットで販売されている薬の50%~60%が偽物とも言われています。
また会社の薬は、インドで製造されているようです。
これをよく考えてみると、こうなります。
まず、会社で販売している薬は全て正規品である、という前提で考えてみます。
正規品であるからこそ、ネガティブキャンペーンを張って会社つぶしにかかっている。もし正規品でなければ(すなわち偽物なら)、それはたちまちネット上の口コミとなって会社は自滅するでしょう。
つまりBestkenkoの薬が本物だからこそ、こうしたネガティブキャンペーンが張れるということになります。

ただし、会社が行っているのはあくまで個人輸入代行です。実際に送られてくる薬をどう使用するかは、輸入をした個人の自己責任です。ここを忘れてはなりません。

そして厚生労働省が認めているように、医薬品の個人輸入は、あくまで、本人が使用すること、個人での使用に限り2ヶ月分以内まで、また処方薬(要指示薬)は1ヵ月分以内の個人使用となっています。
それを十分認識したうえで個人輸入すること、つまり法律が定めた基準に従って薬を個人輸入することは、特に問題はないと考えていいのではないでしょうか。
ただし、薬が本物であるかどうか、そしてその薬をどのように、どれぐらい使うかは、完全に自己責任ということです。

5-3 レジットスクリプトとベストケンコー

冒頭で述べたように、レジットスクリプトとは、アメリカ合衆国、カナダ、その他の地域におけるオンライン薬局や薬店を対象とした検証・監視機関です。そのHPではベストケンコーが、簡単に言うとウェブサイトの違法な医薬品販売を監視している団体です。

ネット検索をすると、確かにレジットスクリプトが会社を糾弾するページが幾つも見られます。
それは会社の運営方法自体のみならず、会社が行っているアフィリエイトもターゲットとなっています。
確かに、未承認医薬品の宣伝広告は違法です。
そうした観点で会社のアフィリエイトプログラムを見ると、
「使用した薬のインプレ、商品紹介」
であり、宣伝広告ではないと見ることもできます。
ユーザーとしては、ネット上の高評価も低評価も、それぞれ大切な情報としてとらえ、あとは自己責任で購入するという方法を取るしかありません。

5-4 ベストケンコーはオオサカ堂やアイドラッグと比較してなにがいいか?

ベストケンコーとよく似た個人輸入代行を行っているのが、オオサカ堂です。
オオサカ堂は、過去にレジットスクリプトからドメインを停止されたことがあり、その関係で現在はクレジットカードでの支払いができません。
この点は、会社のほうがメリットがあります。
ただしオオサカ堂の取り扱い商品は幅広く、防災グッズも販売されています。
ナイトライフ等、特定分野の薬を買うなら会社、サプリやその他商品も併せて買いたいならオオサカ堂、と言えるでしょう。

また、アイドラッグストアーもネットで薬の販売を行っています。これは個人輸入代行ではなく、販売です。
したがって販売品目に避妊ピル等は一切ありません。全て国内の薬局で買えるものばかりです。

結論としては、性にまつわる薬を個人輸入したいなら、支払い方法の多様さ(クレジットカード、銀行振り込み)も含めて、オオサカ堂より会社が優れています。ただし、個人輸入したものの使用は、自己責任が原則です。
アイドラッグストアーは一般的なネット通販ですから、あまり比較にはなりません。一般的なお薬を買うには重宝するでしょう。